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レポート
<開催レポート>ENPITSU PROJECTグローバルオンラインイベント
One Step 一人ひとりの小さな行動が、より良い世界に繋がる第一歩
今回は、Kecher Africa(ケチャーアフリカ)さんとのコラボ企画で日本とケニアの小学校の国際交流が実現!
東京は桃井第一小学校児童、そしてケニアからはボメットのボーディングスクールの児童が自国の文化や言語、勉強していることを発表し、相手国に聞きたいことや自国との違いを発見するなど、世界を肌で感じてもらいました。
桃井第一小学校は、
・学校の授業と休み時間の過ごし方の紹介
・日本のゲームについて
・日本語の紹介
を自分たちでスライドを作り、けん玉や折り紙など実物を見せデモンストレーションも交えながら発表してくれました。
ボメットの児童は自己紹介から始まり、一人ひとり将来の夢を発表。特に印象的だったのは「お医者さん」になりたい子が多く、「命を救いたいから」という、とてもシンプルで深い理由に言葉が出ませんでした。
画面越しの映像からは、バスでの登校の様子から朝礼の様子、給食メニューの紹介などを聞いていると文化の違いもたくさんあれば、共通点もあることに子どもたちは親近感が沸いていたようです。
画面越しであっても、距離と言葉を越え、子どもたち同士の心の距離が一瞬で縮まっていたことに周りの大人たちは感動しておりました。
「わたしたちのSDGsサミット」とは、明日から踏み出せる、等身大のSDGs活動をシェアするグローバルイベント。今回は、それぞれ学ぶ環境の違う高校生が参加し、SDGsをテーマにディスカッションをしました。「SDGs」という共通のキーワードを通して、世界の同世代とそれぞれの国や文化による意識や取り組みの違いを楽しみながら、明日の行動につなげよう!という高校生らしくポップでポジティブな企画です。
フィンランドの高校に通うSumireさん
マレーシア在住高校3年生のYoukiくん
の3人によるプレゼンとディスカッション!ファシリテートも高校生が頑張りました!
フィンランドは、教育においては先進的な制度が敷かれ、国民の幸福度も高いことはよく知られています。しかし良い環境に慣れてしまい、周りや他国が抱える課題を自分事として捉えられないことに対して問題定義し、比較的多くの選択肢持つわたしたちにできることは「行動に移す」ことだと発信してくれました。
マレーシアは、SDGs達成度ランキングとしては68位ですが、インフラの整備が急速に進み、貧困率の減少や教育を受ける小学生は90%とこれまでの途上国のイメージとは違うポジティブな現実を知ることができました。マレーシアの将来の可能性を感じられた発表でした。
日本からは、Jotaroくん自信が所属するローカル情報メディアでの活動を通じた「住み続けられる街づくり」にフォーカスした内容。自分が暮らす街を知ることで、自分たちにできることがわかると伝えてくれました。
「コレキャン!」とは、世界で活躍する社会起業家の方を招いて、これまで経験されてきた社会活動についてお話しいただき、社会課題解決に興味を持つ中高生とディスカッションするクローズドイベント。
今回はエンピツプロジェクトとコラボ企画として、ゲストスピーカーにはカンボジアで学校建設を行う加藤大地さんをお招きしました。