エンピツプロジェクト

世界の子どもたちに文房具を届ける

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<開催レポート>ENPITSU PROJECTグローバルオンラインイベント

2021年 エンピツプロジェクトの活動はオンラインという形でスタート!
1月9日〜11日の3日間、多くの方にご参加・ご協力いただいた「ENPITSU PROJECTグローバルオンラインイベント」では、ケニア、フィンランド、マレーシア、カンボジアと日本を繋ぎ、バラエティーに飛んだオンラインコンテンツをお届けすることが出来ました。
今回の企画のテーマは、
One Step  一人ひとりの小さな行動が、より良い世界に繋がる第一歩
このイベントを通じて、参加した方、観てくださった方が、前向きに一歩を踏み出す後押しできればと願い企画しました。
ここからは、3日間の開催レポートのご紹介です。
Day1:オンラインで繋がろう<日本×ケニア>

今回は、Kecher Africa(ケチャーアフリカ)さんとのコラボ企画で日本とケニアの小学校の国際交流が実現!
東京は桃井第一小学校児童、そしてケニアからはボメットのボーディングスクールの児童が自国の文化や言語、勉強していることを発表し、相手国に聞きたいことや自国との違いを発見するなど、世界を肌で感じてもらいました。

桃井第一小学校は、
・学校の授業と休み時間の過ごし方の紹介
・日本のゲームについて
・日本語の紹介
を自分たちでスライドを作り、けん玉や折り紙など実物を見せデモンストレーションも交えながら発表してくれました。

ボメットの児童は自己紹介から始まり、一人ひとり将来の夢を発表。特に印象的だったのは「お医者さん」になりたい子が多く、「命を救いたいから」という、とてもシンプルで深い理由に言葉が出ませんでした。
画面越しの映像からは、バスでの登校の様子から朝礼の様子、給食メニューの紹介などを聞いていると文化の違いもたくさんあれば、共通点もあることに子どもたちは親近感が沸いていたようです。

今回の交流を通じて児童たちはこれから挑戦したいことが芽生え、また次に繋がる絆ができたことは間違いないです!

画面越しであっても、距離と言葉を越え、子どもたち同士の心の距離が一瞬で縮まっていたことに周りの大人たちは感動しておりました。

 

Day2:<わたしたちのSDGsサミット>世界の高校生のグローカルコミュニケーション

「わたしたちのSDGsサミット」とは、明日から踏み出せる、等身大のSDGs活動をシェアするグローバルイベント。今回は、それぞれ学ぶ環境の違う高校生が参加し、SDGsをテーマにディスカッションをしました。「SDGs」という共通のキーワードを通して、世界の同世代とそれぞれの国や文化による意識や取り組みの違いを楽しみながら、明日の行動につなげよう!という高校生らしくポップでポジティブな企画です。

今回は、
フィンランドの高校に通うSumireさん
マレーシア在住高校3年生のYoukiくん
日本は横浜の高校1年生Jotaroくん
の3人によるプレゼンとディスカッション!ファシリテートも高校生が頑張りました!

フィンランドは、教育においては先進的な制度が敷かれ、国民の幸福度も高いことはよく知られています。しかし良い環境に慣れてしまい、周りや他国が抱える課題を自分事として捉えられないことに対して問題定義し、比較的多くの選択肢持つわたしたちにできることは「行動に移す」ことだと発信してくれました。

 

マレーシアは、SDGs達成度ランキングとしては68位ですが、インフラの整備が急速に進み、貧困率の減少や教育を受ける小学生は90%とこれまでの途上国のイメージとは違うポジティブな現実を知ることができました。マレーシアの将来の可能性を感じられた発表でした。

 

日本からは、Jotaroくん自信が所属するローカル情報メディアでの活動を通じた「住み続けられる街づくり」にフォーカスした内容。自分が暮らす街を知ることで、自分たちにできることがわかると伝えてくれました。

まさにタイトルのとおり「グローカル」・・・
“地球”規模で考え、”地域”で行動するプレゼンテーションをしてくれた彼ら。
SDGsの取り組みのおいて、達成していること、まだまだ不足している部分を、国同士でシェアして協力していければいいね。と、とても前向きなディスカッショとなりました!
こうやって世界の高校生と繋がるってできそうでできない、良い機会だと改めて実感!今後も「わたしたちのSDGsサミット」はさまざまな国、さまざまな世代の人たちと明日から踏み出せるSDGs活動をシェアしていきます。

 

Day3:<出張コレキャン!>ゲストスピーカー:一般社団法人Kisso 加藤大地さん

「コレキャン!」とは、世界で活躍する社会起業家の方を招いて、これまで経験されてきた社会活動についてお話しいただき、社会課題解決に興味を持つ中高生とディスカッションするクローズドイベント。

今回はエンピツプロジェクトとコラボ企画として、ゲストスピーカーにはカンボジアで学校建設を行う加藤大地さんをお招きしました。

まずはカンボジアの歴史を語っていただいたことで、現在につながるさまざまな影響を知ることができ、そこで明るく強く暮らすカンボジアの人たちと国の魅力を知ることができました。
またKissoの活動である学校建設を通じて、現地の人々との絆と信頼を得てさまざまな挑戦と夢を広げていくストーリーは感動を与えますし、なにより加藤さんのカンボジア愛が伝わりました!
そしてエンピツプロジェクトから送った文房具をカンボジアの子どもたちに届けてくださったのも、加藤さんと現地の協力者の皆さん!
今回のご縁で、Kisso加藤さんと一緒に夢の選択肢を広げる活動ができ、とても嬉しく思います!
会えなくても繋がれる、できることはたくさんある。
そんな可能性を感じられたグローバルイベントとなりました。
まだまだ我慢の生活が続くと思いますが、
エンピツプロジェクトは、さまざまな形で
皆さんに笑顔を届ける機会をこれからも創っていきます。
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